理事長挨拶


このたび、公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワークの理事長に就任いたしました石堂佳子です。

当財団は、「いつでも、どこでも、だれでもが利用できる勤労者の総合福祉」を基本理念に掲げ、「すべてはその笑顔のために」という想いのもと、地域社会の福祉の充実に取り組んでまいりました。

前理事長・久積育郎氏のもとで推進された「ファミサポ」、「あわ~ず徳島」、「ハートフルゆめ基金とくしま」などの主要事業に加え、コンプライアンスやガバナンスの整備、中期ビジョン2030の策定など、着実な基盤づくりがなされてきたことに深く感謝し、その成果をしっかりと引き継ぎながら、次のステージへとつなげていく所存です。

現在、私たちの社会は人口減少や少子高齢化、多様な価値観の広がりなど、変化の渦中にあります。こうした中でも、誰もが安心して暮らせる「共助・共生の福祉社会」の実現をめざし、「善の拡大循環」を生み出す取り組みを、職員・関係者の皆様とともに力を合わせて進めてまいります。

これからも「人と人とが支え合い、認め合える社会づくり」に向けて、誠実に、一歩ずつ歩んでまいります。今後とも、皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2025年7月

公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワーク
理事長 石堂 佳子

2025年度重点課題

(1)

 

「子育て」「子育ち」の新たな支援として、
  ①全中学校での『赤ちゃん授業』の実施
  ②絵本こども図書室(車)の設置
  ③学童保育の公設民営による拡充に取り組む。

(2) 『アップデート基本構想』の具体化を進め、あわ~ず会員2万人の早期達成をはかる。

(3)

マリッサとくしま発足10周年、ハートフルゆめ基金設立10周年、くーぽん丸。開始20周年の記念事業を実施し、事業の更なる拡充をめざす。
(4) 外国人と共に多文化共生の徳島へ向けた交流拠点として『つながりカフェ』を開設する。

(5)

 

我が郷土が育んだ、世界の三大聖人の一人であり、4回のノーベル平和賞候補者である“協同組合の父”賀川豊彦の『友愛・互助・平和』の精神に基づき、関係団体の皆さんと共に、戦後(被爆)80年並びに国際協同組合年の記念事業に取り組む。

 

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