理事長挨拶

新年あけましておめでとうございます。
日頃は財団の諸事業に対し、格別のご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、新たな執行体制のもと、コンプライアンスおよびガバナンス体制の整備を進めるとともに、「中期ビジョン2030」を策定し、将来を見据えた基盤強化に取り組んでまいりました。改めて、基本理念である「“いつでも、どこでも、だれでもが利用できる”勤労者の総合福祉」、そしてその根底にある「すべてはその笑顔のために」の精神を全職員と共有し、理念に立ち返る一年となりました。
いま、人口減少や少子高齢化、価値観の多様化が進む中、地域社会は大きな転換期を迎えています。こうした状況だからこそ、誰もが安心して暮らせる「共助・共生の福祉社会」をつくるため、善意が連鎖し循環する仕組みを広げていくことが、当財団に課された重要な使命であると考えております。
その使命を果たすべく、2026年度は以下の重点課題に取り組みます。
2026年度重点課題
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(1)
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「子育て」「子育ち」支援の充実
① 学童保育の充実で切れ目のない保育環境を整備する。
② 県下全中学校での「赤ちゃん授業」実施により、命の尊さや思いやりの心を育む。
③ 家事支援を加えた「ファミサポプラス」により、産前産後や多胎児家庭を支援する。
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(2)
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「あわ~ず徳島」と「くーぽん丸。」の更なる拡充
地域活性化をめざし、自治体と連携を強化するとともにスマホアプリ化で利便性を高め、「あわ~ず徳島」会員2万人の早期達成を図る。さらに、「くーぽん丸。」を拡充し、地域に根ざした「頼れるパートナー」とする。 |
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(3)
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ハートフルゆめ基金とくしまの更なる充実
① 休眠預金の資金分配団体をめざし、地域課題に取り組む団体への助成を通じて共助の輪を広げる。 ② 寄付者の大切な思いを未来へ託す贈り物「遺贈寄付」を、地域の支え合いへつなげる。 |
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(4)
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多文化共生の推進と自然環境保護活動の支援
ユニバーサル・カフェ『つながり』」を拡充し、外国人住民と地域が支え合う社会を育む“共生の徳島”をめざす。また、「とくしま自然観察の会」が取り組む、吉野川ラムサール条約登録を支援し、自然環境の保護を次世代へつなぐ。 |
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(5)
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「友愛・互助・平和」理念の継承
「鳴門市賀川豊彦記念館」が世界協同組合遺産に選ばれた。賀川豊彦の理念を財団運営の礎とし、『友愛・互助・平和』の精神で地域福祉を推進していく。
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徳島には多くの課題がある一方で、大きな可能性も広がっています。皆様との協働のもと、課題解決と可能性の実現に誠実に取り組んでまいります。 本年も、皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げるとともに、変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。
2026年1月
公益財団法人徳島県勤労者福祉ネットワーク
理事長 石堂 佳子